2009年 03月 14日
小矢部たがわ眼科内装工事
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4月27日開院の「小矢部たがわ眼科」の内装工事が佳境に入りました。来月には,医療機械も入り開院の準備の運びとなります。 内部チェック・田川先生と砺波工業の村井監督・丸菱の藤田君です。監督の山本君は、恥ずかしいと言って逃げました。 風除室にて、田川先生と北電工の野田さんです。アルミサッシも取り付きガラスも入っています。待合室の天井も張り始めています。 手術室の空調機です。HEPAフィルタ付きの空調機で手術室やクリーンルームに使用される物です。10年以上前では,クリーンルーム用の空気清浄装置は別置の物しか無く1千万円以上しました。また機械室も必要で大変高価でしたが,HEPAフィルタ付きの空調システムがメーカーから商品化され,大病院でなくても取り付けることが可能になりました。HEPAフィルタ付きのおかげでクラス10,000のクリーンルーム化が可能です。プラス殺菌灯を設置いたしております。空気中の菌を殺す役目をになっています。これは,20年前に桶本眼科クリニックの桶本忠先生の指導で取り入れたのがきっかけです。 広い空間用に隠蔽式の空調機も設置されています。 患者さんが使いやすいように,片引き戸を採用しています。写真の物は壁の中に収まるタイプのビルトイン形式の物です。溶接にて取り付けています。 天井下地や壁下地の写真です。構造計算の片からは,大変いやがられますが内部の壁はほとんど写真のような軽鉄と呼ばれる物で当事務所はやらせていただいています。理由は,建築は50年〜100年持つ物を目指して設計を考えています。その期間には色々な環境の変化や設備機器の変化が見込まれます。この壁にする理由はいつでも壊せてリニュアルできる点です。
建築には色々な考え方がありますが,使い方や住まい方の変化に対応できる物を見えない所でも考えて提案しています。構造計算をしやすくするために,私たちは設計を行うのではなく!クライアントの将来像も見据えて色々な物を提案させていただいています。
これは施設の物だけではなく,住宅でも木造建築でも同じ考え方で進めています。
スクラップ&ビルドの時代は終わりました。何十年かした時のリフォームを考えて提案する時代でもあると考えています。
建築工法や建築材料も経年変化に耐える物も出てきています。昭和56年度の構造基準の見直しによる構造基準も大変厳しくなり,阪神大震災で実証されたように構造基準にのっとった物は被害は最小限度でした。私が大学を卒業したのが,55年3月です。大丈夫です。
能登半島地震の時にも私が設計監理した,新築物件やリフォームした物件は無傷でびくともしませんでした。
竹中建築計画工房
武蔵野美術大学
武蔵野美術大学校友会石川支部
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4月27日開院の「小矢部たがわ眼科」の内装工事が佳境に入りました。来月には,医療機械も入り開院の準備の運びとなります。
建築には色々な考え方がありますが,使い方や住まい方の変化に対応できる物を見えない所でも考えて提案しています。構造計算をしやすくするために,私たちは設計を行うのではなく!クライアントの将来像も見据えて色々な物を提案させていただいています。
これは施設の物だけではなく,住宅でも木造建築でも同じ考え方で進めています。
スクラップ&ビルドの時代は終わりました。何十年かした時のリフォームを考えて提案する時代でもあると考えています。
建築工法や建築材料も経年変化に耐える物も出てきています。昭和56年度の構造基準の見直しによる構造基準も大変厳しくなり,阪神大震災で実証されたように構造基準にのっとった物は被害は最小限度でした。私が大学を卒業したのが,55年3月です。大丈夫です。
能登半島地震の時にも私が設計監理した,新築物件やリフォームした物件は無傷でびくともしませんでした。
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by kenzi-takenaka
| 2009-03-14 21:39
| 医療・福祉建築
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