2007年 01月 08日
インターネットで家が建つ2007年版
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インターネットで家が建つ2007年版
一昨年インターネットで問い合わせがあつた富山市内の住宅がいよいよスタートする運びになった。
最初の問い合わせは、一昨年である。敷地が農振地区(農業の振興を促進する地域)であったために、農振地区除外申請で1年半の月日が費やされた。農転作業(地面の用途が農業占用地のために宅地に変換する作業)は、昨年12月にようやく書類を市役所と農業審議会に提出して、今年の2月に許可申請が降りる手配になった。
インターネットだけではなく、電話などの問い合わせのあった場合にでも共通している作業がある。
1:パンフレットを見ていただいて建築に対する考え方や設計の進め方・監理の進め方を説明させていただく。(過去の事例を取り入れながら説明をさせていただいている。)
2:クライアント(建て主)の要望をヒヤリングして、クライアントの建築に対する考えや思いを聞かせていただき、多少のアドバイスを行う。
3:過去にやった物件を、出来る限り見ていただき私の建築のデザインの確認を生で感じていただく。また建築の考え方や、使っていただいているクライアントの率直なお話を聞いていただいています。(良い点も悪い点も気楽に話していただいています。)ときにはお使いのクライアントから新規のクライアントにアドバイスがあったりします。
4:私の事務所の考え方や進め方を納得していただいて、設計契約を行う。
1〜4の作業が、設計に入る前には大変重要な作業になります。
私の設計の基本として最も大事に考えていることは、設計者の考えを押しつけるのではなく、クライアントに納得をしていただいた物を提供することです。クライアントに納得して使っていただくことです。
これが設計者の使命だと考えています。
今回は、当初は木造で古民家風のがっしりした物が希望でした。何件かの住宅を見ていただきコンクリと大きなガラス空間の感じが奥様に大変気に入っていただき、床暖房や断熱の方法で昔の悪いコンクリートのイメージが無くなり、鉄筋コンクリート造で計画を始めることになった。
今回の設計テーマは「コンクリートと日本建築古来の材料を組み合わせて、落ち着きのあるオシャレで明るい住宅である」
今回もお茶を習ったり、日本建築を学生時代から見て廻った成果を出したいと考えている。
コンセプトである「素材の混合と時代性」を中心に新しい提案をしていきたいと考えている。
竹中建築計画工房
武蔵野美術大学校友会石川支部
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インターネットで家が建つ2007年版
一昨年インターネットで問い合わせがあつた富山市内の住宅がいよいよスタートする運びになった。
最初の問い合わせは、一昨年である。敷地が農振地区(農業の振興を促進する地域)であったために、農振地区除外申請で1年半の月日が費やされた。農転作業(地面の用途が農業占用地のために宅地に変換する作業)は、昨年12月にようやく書類を市役所と農業審議会に提出して、今年の2月に許可申請が降りる手配になった。
インターネットだけではなく、電話などの問い合わせのあった場合にでも共通している作業がある。
1:パンフレットを見ていただいて建築に対する考え方や設計の進め方・監理の進め方を説明させていただく。(過去の事例を取り入れながら説明をさせていただいている。)
2:クライアント(建て主)の要望をヒヤリングして、クライアントの建築に対する考えや思いを聞かせていただき、多少のアドバイスを行う。
3:過去にやった物件を、出来る限り見ていただき私の建築のデザインの確認を生で感じていただく。また建築の考え方や、使っていただいているクライアントの率直なお話を聞いていただいています。(良い点も悪い点も気楽に話していただいています。)ときにはお使いのクライアントから新規のクライアントにアドバイスがあったりします。
4:私の事務所の考え方や進め方を納得していただいて、設計契約を行う。
1〜4の作業が、設計に入る前には大変重要な作業になります。
私の設計の基本として最も大事に考えていることは、設計者の考えを押しつけるのではなく、クライアントに納得をしていただいた物を提供することです。クライアントに納得して使っていただくことです。
これが設計者の使命だと考えています。
今回は、当初は木造で古民家風のがっしりした物が希望でした。何件かの住宅を見ていただきコンクリと大きなガラス空間の感じが奥様に大変気に入っていただき、床暖房や断熱の方法で昔の悪いコンクリートのイメージが無くなり、鉄筋コンクリート造で計画を始めることになった。
今回の設計テーマは「コンクリートと日本建築古来の材料を組み合わせて、落ち着きのあるオシャレで明るい住宅である」
今回もお茶を習ったり、日本建築を学生時代から見て廻った成果を出したいと考えている。
コンセプトである「素材の混合と時代性」を中心に新しい提案をしていきたいと考えている。
竹中建築計画工房
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by kenzi-takenaka
| 2007-01-08 01:25
| 住宅建築
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